センセイと一緒 ~feel.White~
尚哉の言葉に、ますます鈴菜の顔が赤くなる。
……確かに初めは痛かった、が……
その後は……
…………。
……。
なんだか考えると頭が沸騰しそうになる。
目を白黒させる鈴菜を、尚哉はもう一度抱き寄せた。
「おれは一生、君を離さない。君を見つめ、君を守り、君だけの為に生きていくよ」
「……っ」
「君さえ……君さえいれば、おれは何を捨てたってかまわない」
尚哉は熱を帯びた声で囁く。
鈴菜はそこで尚哉に相談しなければならないことを思い出し、慌てて口を開いた。
「そっ、そうだ、先生っ……」
「……せめて今だけは名前で呼んでほしいね?」
「……」
ぐっと鈴菜は押し黙った。