<短> 大好きでした。
「うおっ!!君ら新入生?」
「そうです」

雪ちんが笑顔で答える。

「俺、3年の岩村信五(イワムラ シンゴ)」
「あたしは1年の笠村雪です。こっちは、」

あたしはすぐさま雪ちんの後ろに隠れる。

「すいません。この子人見知りで…」
「大丈夫、大丈夫」
「季崎咲です……」

人見知りなりに頑張って自己紹介した。

「あの、、日向晃夏多先輩いますか?」
「なんだよ!雪ちゃんも咲ちゃんもヒナめあてかよ!!ヒナ!!お前に会いたいって子が来てるぞ」
「なんだよ。シン、ヤキモチか?」
「ちげーし」
「はいはい、ごめんね、俺だけもてちゃって」
「だから、ちげーって」
「初めまして、俺が日向晃夏多です。」
「あ、、朝の子猫ちゃん」
「え、咲知り合い?」
「あ、王子様の先輩。」
「話が全く読めないんだけど。」
「この先輩、朝廊下でぶつかった人。」
「何?その運命的な感じ。」
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