【実話】小さく見えて大きな恋
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それはうちらがまだ小学生のとき
いつものように友達と遊んでいた。
その日は小学生にとったら
少し近めの大きな公園。
うちは友達と2人で
他愛もない話をしていた。
そしたらいきなり友達が
『そういえば知っとる?
慶矢って王子って呼ばれとるだに』
と言ってきた。
突然で少しびっくりしたが、
『へぇ~、そうなんだ。
なんで?』
『よく分からんけど、
男子達見とると呼んどるよ』