好きなんです

個人教師

『だから,ここがxで,ここは5がはいって、、、』

只今,今日初めて逢った清真先輩に勉強を教えてもらってます

今日逢ったばっかりなのに下の名前で言うのは馴れ馴れしいかなぁ

『聞いてる、、、?』

ヤバい、、関係ないこと考えてた、、、

どーしよ、、、


あっ! ここ授業で先生にしつこく教えられたところだ

『え、えっと、ここはxが入るから8』

あってるかなぁ、、、

『正解』

良かったぁ

『じゃぁ帰ろうかぁ』

『はいっ』

『敬語じゃなくていいから(笑)』

『えっでも、先輩ですし、、、』

『いいからタメ口で(笑)』

『分かりまし、、じゃなくて、うん!』

『よく出来ました』

清真先輩は小さい子を,あやすかのように,アタシの頭を撫でた

心臓がドクドクいってる、、、

『帰ろっ!』

アタシは心臓の音を知られないようにと自分の声でかきけした

『そーだね』

先輩は優しくそー言い教室のドアの方へと歩いていった

アタシも急いでランドセルを背負い駆け足で先輩のところまで行った
< 3 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop