冷淡な旦那様
やっと男達に開放された
私の体は、
覚えている道を歩き、
マンションの植え込みに倒れた。


すると誰かが助けて、
その人を見ると、
かなり痩せこけた健さんだった。


私はそのまま意識を失い、
雛子さんが人格として現れ、
私を箱の中に閉じ込めた。


健さんやお父様とお母様は
戸惑いを隠せない気持ちが、
痛いほど分かるが・・・。


どうしても・・・
苦しいんです・・・。



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