二度も三度も…
不安がモヤモヤしてて、私を不安にさせる


私はしゃがみ込んで
辺りを見渡した

「ピアスとかないわよね…?!」


やめてよ?!
見つかった瞬間が恐い


「ない?女じやぁないの?」


「何が?つか、安奈なにしてんだよ?」


えっ?


私はそっと後ろを向いた

「聖…」

「安奈…なにやってんだ?」

正直に言う?
誤魔化す?


「あ、落し物を…」

「落し物?…はぁ、安奈違う意味の落し物だろ?」


私は立ち上がり聖をみた

とても疲れた顔してる…

「なぁ安奈、電話でないし、家にも来ない…俺のせいだろ?」


わかってんじゃん!
そうよ?
聖が…聖が…


「浮気者…」


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