魔王と女神のシンフォニア
とりあえず本当にルームメイトが正しいかどうか、まずは寮長に確認しにいった。
「あちゃ― ごめんアリスちゃん。手違いで男と同室になってたわ。」
「そうですか」
不安じゃないと言えば嘘になる。そんな様子を察してか、
「まぁ あいつなら何も害はないと思うよ。差義理とこのガキだし」
彼をさも知ってるような口振りで言う。
「寮長は、彼をご存知なのですか?」
「いや、あいつの家族ん中で知り合いと思うやつがいんのよ。割と面白いかもよ。プークスクス」
「そっ そうですか」
さも後の展開を読めるといったところか。
「まぁ どうせ1日の付き合いよ。なんかされそうになったら・・・はい」
ボタンのようなものを手渡された。
「これはなんですか?寮長」
「そのボタン押したら私がとんでってあげるわ。まぁ SOSボタン的な感じよ。後、私のことは藍香ちゃんと呼びなさい!寮長なんて固いわ~」
「でっ ですが」
「なら言うこと聞いてあげなーい」
「寮長」
「・・・・・・・」
しかたなく、
「・・藍香さん」
「まぁ 今はそれでいいわ」
にっこりしてこちらを向く。
「まぁ どうせ1日よ1日。嫌だったら軽く流してすぐにねちゃいなさい。」
手をヒラヒラさせながら最後は少し投げやりに言う。
「はっ はぁ」
こちらも少し曖昧な返事をしてしまい、その場を後にした。
「あちゃ― ごめんアリスちゃん。手違いで男と同室になってたわ。」
「そうですか」
不安じゃないと言えば嘘になる。そんな様子を察してか、
「まぁ あいつなら何も害はないと思うよ。差義理とこのガキだし」
彼をさも知ってるような口振りで言う。
「寮長は、彼をご存知なのですか?」
「いや、あいつの家族ん中で知り合いと思うやつがいんのよ。割と面白いかもよ。プークスクス」
「そっ そうですか」
さも後の展開を読めるといったところか。
「まぁ どうせ1日の付き合いよ。なんかされそうになったら・・・はい」
ボタンのようなものを手渡された。
「これはなんですか?寮長」
「そのボタン押したら私がとんでってあげるわ。まぁ SOSボタン的な感じよ。後、私のことは藍香ちゃんと呼びなさい!寮長なんて固いわ~」
「でっ ですが」
「なら言うこと聞いてあげなーい」
「寮長」
「・・・・・・・」
しかたなく、
「・・藍香さん」
「まぁ 今はそれでいいわ」
にっこりしてこちらを向く。
「まぁ どうせ1日よ1日。嫌だったら軽く流してすぐにねちゃいなさい。」
手をヒラヒラさせながら最後は少し投げやりに言う。
「はっ はぁ」
こちらも少し曖昧な返事をしてしまい、その場を後にした。