魔王と女神のシンフォニア
本当に彼女はなんでもおみとうしなのだろうか。
ふとそんなことを思う。

私の家系は母が第一女神父は上級神官といった家系で息子が生まれると父方に遺伝が強く、娘が生まれると母方に遺伝がつよいらしい。
なので属種は女神になる確率は高いし何より私は母を尊敬しているためなってほしかった。

しかし、親が女神だとは入学式の時にも噂だって無かったし何より私は誰にも言っていない。

なのに、寮長の藍香は知っていた。

彼女は何者なのだろう、そんなことを考えていると部屋につきノックをして部屋に入る。

差義理さんは起きたようなのだが目覚まし時計の時間があってないらしくて(これも藍香さんの策略だろう)結局起きたのは9時半だった。
< 39 / 116 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop