魔王と女神のシンフォニア
アリスサイド 2nd
――――――――
アリス・レーベルは検査会場から寮に素早く向かった。
従姉妹の第二女神ルビィと街をまわると言う約束をしているのだ。
藍香から鍵を受け取り部屋へと向かう。まだ歩は検査を受けたばかりだしいないだろう。
ガチャ。
案の定誰もいない。
自分の荷物をおいているところに行き服を取り出す。
検査の時、少し緊張したのか汗をかいてしまったみたいだったので着替えるためだ。
スカートと上着をぬぎながら思い出す。
歩が魔王と属種が決められた時だ。
新しいスカートをはく。
しかも、あの魔王サタンだ。サタンといえば・・・。
ガチャ。
不意にノックもせずに部屋のドアがあく。
驚きからかアリスは少し身構えまわりにあるものを手にとり体の後ろにまわす。
・・・ゆっくりと人影が近づいてくる。
ゴクリ
一筋の冷や汗が額から頬に流れ、人物が正体を表す・・・・差義理さん!?
そこには少し落ち込んだような表情をした歩がいた。が、顔をあげすぐに驚いたような表情になる。
アリスは状況把握に専念する。そして気付く。自分が着替えているということに、まだ上半身は下着だけだということに。
「あっ!あの!」
「いやぁぁぁぁぁぁ」
思わず、目をつぶり手に持っていたものを投げる。
ゴン!
凄まじい音と共にゆっくりと目をあけるとそこには目をまわしながら気を失う歩の姿があった。
「大丈夫ですか!?」
すぐに駆け寄るが、自分の状態にもすぐ気付き素早く着替えた。
アリス・レーベルは検査会場から寮に素早く向かった。
従姉妹の第二女神ルビィと街をまわると言う約束をしているのだ。
藍香から鍵を受け取り部屋へと向かう。まだ歩は検査を受けたばかりだしいないだろう。
ガチャ。
案の定誰もいない。
自分の荷物をおいているところに行き服を取り出す。
検査の時、少し緊張したのか汗をかいてしまったみたいだったので着替えるためだ。
スカートと上着をぬぎながら思い出す。
歩が魔王と属種が決められた時だ。
新しいスカートをはく。
しかも、あの魔王サタンだ。サタンといえば・・・。
ガチャ。
不意にノックもせずに部屋のドアがあく。
驚きからかアリスは少し身構えまわりにあるものを手にとり体の後ろにまわす。
・・・ゆっくりと人影が近づいてくる。
ゴクリ
一筋の冷や汗が額から頬に流れ、人物が正体を表す・・・・差義理さん!?
そこには少し落ち込んだような表情をした歩がいた。が、顔をあげすぐに驚いたような表情になる。
アリスは状況把握に専念する。そして気付く。自分が着替えているということに、まだ上半身は下着だけだということに。
「あっ!あの!」
「いやぁぁぁぁぁぁ」
思わず、目をつぶり手に持っていたものを投げる。
ゴン!
凄まじい音と共にゆっくりと目をあけるとそこには目をまわしながら気を失う歩の姿があった。
「大丈夫ですか!?」
すぐに駆け寄るが、自分の状態にもすぐ気付き素早く着替えた。