魔王と女神のシンフォニア
「1日だけですが一緒に過ごして差義理さんが悪い人には思えません。だから・・・だから、お友達になれれば嬉しいです。」
自分でも信じられないくらい自分の中の気持ちが言葉としてでてくる。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
とりあえず、私は胸を撫で下ろす。
「あら、もう6時ですね。」
ふと、時計を見ると新しい部屋割りが決まる6時になっていた。
「本当ですね。」
「差義理さん、またいつお会いできるか解りませんが体調などにお気をつけて。」
「えぇ あなたも」
・・・・・・・。
「あっ あれ?僕何か気にさわることを?」
彼は少し慌てたような顔をする。
彼は・・・歩はいつもそうなのだ。他人行儀というかなんというか。
「私たち、お友達になったんですよね?」
歩はコクッとうなずく。
「私、アリス・レーベルって言う名前があるんですよ。」
少し恥ずかしく、自分でも子供のようなことを言っているのをわかっているのだが何故か納得いかない。
「あっ あのレーベルさん?」
そんな様子に気付いたのか恐る恐る歩はファミリーネームを口にしてくる。
「・・・・・」
ここまで来ると彼が天然なのか、はたまたいじわるなだけかわからなくなってくる。
彼は覚悟を決めたように口を開く。
「あっ アリスさん。」
名前を呼ばれると言うことはこんなに嬉しかったものだろうか。
私は自然と笑顔になりながら口を開く。
「はい。歩さん。」
自分でも信じられないくらい自分の中の気持ちが言葉としてでてくる。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
とりあえず、私は胸を撫で下ろす。
「あら、もう6時ですね。」
ふと、時計を見ると新しい部屋割りが決まる6時になっていた。
「本当ですね。」
「差義理さん、またいつお会いできるか解りませんが体調などにお気をつけて。」
「えぇ あなたも」
・・・・・・・。
「あっ あれ?僕何か気にさわることを?」
彼は少し慌てたような顔をする。
彼は・・・歩はいつもそうなのだ。他人行儀というかなんというか。
「私たち、お友達になったんですよね?」
歩はコクッとうなずく。
「私、アリス・レーベルって言う名前があるんですよ。」
少し恥ずかしく、自分でも子供のようなことを言っているのをわかっているのだが何故か納得いかない。
「あっ あのレーベルさん?」
そんな様子に気付いたのか恐る恐る歩はファミリーネームを口にしてくる。
「・・・・・」
ここまで来ると彼が天然なのか、はたまたいじわるなだけかわからなくなってくる。
彼は覚悟を決めたように口を開く。
「あっ アリスさん。」
名前を呼ばれると言うことはこんなに嬉しかったものだろうか。
私は自然と笑顔になりながら口を開く。
「はい。歩さん。」