魔王と女神のシンフォニア
「あの 歩さん。大丈夫ですか?」
心配そうに顔を覗かせるのはアリスだ。そして、
「あんたそうしてると本当の悪人みたいね。プクク」
隣でえげつないことを言っているのはルビィだ。
「こらルビィ!」
「あぁ ごめんごめん」
改めてみても本当の姉妹のように見えた。思わず、少し笑ってしまう。
しかし、それが気にくわなかったのか、
「何、笑ってんのよ!」
ゴスッ!
鉄拳が僕の顔にめり込んだ。
こっ このやろう。僕は心の内で静かに怒りを燃やしていた。そんなとき、
「ほら、ルビィ。歩さんに言いたいことがあるんでしょ?」
僕に言いたいこと?
「わっ わかってるわよ。」
そういうと彼女は少し恥ずかしそうに、後、何故か偉そうに腕組をして僕に話しかける。
「べっ 別にあんたが助けに来なくたってなんとかできたんだから!」
「・・・ルビィ。」
静かに冷静、しかし、笑顔で釘を指すようにアリスはルビィに言う。
「ひっ・・・!わっ わかったわよ。」
コホンと咳払いしてまたルビィが口を開く。
「あっ・・・あの。助けてくれて・・その、あっ・・ありがとぅ。」
最後らへんは、恥ずかしいのか消え入るような声で言っていたが僕にはきちんと聞こえていた。
「あっ 後、どさくさ紛れに言ってたけど私のことはルビィでいいから!
敬語とかじゃなくてもいいから!じゃあね!歩!」
叫ぶようにいい放ちその場を去って行く。
アリスと僕はその場で少し笑っていた。すると、何かを思い出したようにルビィが戻ってきた。
「あっ!後、ここから出たらシュークリーム忘れないでよ!以上!」
「え゛っ!?」
僕の様子も気にせず、ルビィは去っていく。
アリスは首をかしげながらしゅーくりーむ?と言っていた。
アリスからもルビィのことありがとうと言われて、少し照れてしまった。
また来ますね。と別れ台詞を言い、アリスとも別れる。
少しして、疲れたのか眠くなってきた。
誰かいるはずはないのだが鉄格子を挟み何か、視線を感じたが気のせいだろうと寝ることにした。
心配そうに顔を覗かせるのはアリスだ。そして、
「あんたそうしてると本当の悪人みたいね。プクク」
隣でえげつないことを言っているのはルビィだ。
「こらルビィ!」
「あぁ ごめんごめん」
改めてみても本当の姉妹のように見えた。思わず、少し笑ってしまう。
しかし、それが気にくわなかったのか、
「何、笑ってんのよ!」
ゴスッ!
鉄拳が僕の顔にめり込んだ。
こっ このやろう。僕は心の内で静かに怒りを燃やしていた。そんなとき、
「ほら、ルビィ。歩さんに言いたいことがあるんでしょ?」
僕に言いたいこと?
「わっ わかってるわよ。」
そういうと彼女は少し恥ずかしそうに、後、何故か偉そうに腕組をして僕に話しかける。
「べっ 別にあんたが助けに来なくたってなんとかできたんだから!」
「・・・ルビィ。」
静かに冷静、しかし、笑顔で釘を指すようにアリスはルビィに言う。
「ひっ・・・!わっ わかったわよ。」
コホンと咳払いしてまたルビィが口を開く。
「あっ・・・あの。助けてくれて・・その、あっ・・ありがとぅ。」
最後らへんは、恥ずかしいのか消え入るような声で言っていたが僕にはきちんと聞こえていた。
「あっ 後、どさくさ紛れに言ってたけど私のことはルビィでいいから!
敬語とかじゃなくてもいいから!じゃあね!歩!」
叫ぶようにいい放ちその場を去って行く。
アリスと僕はその場で少し笑っていた。すると、何かを思い出したようにルビィが戻ってきた。
「あっ!後、ここから出たらシュークリーム忘れないでよ!以上!」
「え゛っ!?」
僕の様子も気にせず、ルビィは去っていく。
アリスは首をかしげながらしゅーくりーむ?と言っていた。
アリスからもルビィのことありがとうと言われて、少し照れてしまった。
また来ますね。と別れ台詞を言い、アリスとも別れる。
少しして、疲れたのか眠くなってきた。
誰かいるはずはないのだが鉄格子を挟み何か、視線を感じたが気のせいだろうと寝ることにした。