魔王と女神のシンフォニア
そのあとの昼食、夕食も彼女は食堂にやってきた。僕は罰則者は他にも居るんだと思った。
学園の授業が終わった時間にアリスとルビィがやってきた。
「はい、これ今日の授業の内容です。」
アリスわざわざ二人分のノートをとってくれたらしい。
「感謝しなさいよね!」
何故かルビィが得意気になる。
「わぁ ありがとう。アリスさん“は”優しいなぁ」
「なんで“は”を強調するのよ!」
「うわぁ ごめん。僕の口は正直だから。」
「ふんっ!」
ゴスッ!
鉄格子の間から蹴りが顔面にヒットする。
「クス クス」
そんな様子をみてアリスが笑っていた。
・・・他愛ない話をした後に僕はふと気になることを思い出した。
「そういえば、僕のほかに罰則者っているか知ってる?」
「・・・?」
二人は顔を合わせて何言ってるのだろうと言う顔をする。するとすぐにルビィが少し悪い顔になり話を始めた。
「先輩に聞いたはなしなんだけどね・・・」
ゴクリ。
「昔、独房で息絶えた生徒がいるんだって。その生徒は体は弱いけど正義感が強くてある先生に嫌われていたそうなの。そして、ある授業で小さなミスをしてしまったんだけど悪いことにその授業担当は嫌ってた先生だったんだって。」
・・・・・。
ルビィの話は続く。
「そして、その生徒は監禁部屋に閉じ込められたらしいんだけど、体が弱いのもあってか独房の中で息絶えてしまった。でもね、この話は続きがあって。教えてくれた先輩がさ見たんだって。」
わかっているが僕は聞いてしまう。
「なっ 何を?」
「1年前の4月のちょうどこのころ、罰則者がいるはずのないこの時期にたまたまこの監禁部屋の出入口を通りかかったら・・・。」
「通りかかったら?」
「すごいスタイルも良さそうで背もそこそこあって美人そうなのに右目に眼帯をしてて罰則者しか着ない独房服をきた女性がその出入口からでてきたんだって。」
・・・・・。
僕は体から魂が抜けて行くような感覚を感じた。
学園の授業が終わった時間にアリスとルビィがやってきた。
「はい、これ今日の授業の内容です。」
アリスわざわざ二人分のノートをとってくれたらしい。
「感謝しなさいよね!」
何故かルビィが得意気になる。
「わぁ ありがとう。アリスさん“は”優しいなぁ」
「なんで“は”を強調するのよ!」
「うわぁ ごめん。僕の口は正直だから。」
「ふんっ!」
ゴスッ!
鉄格子の間から蹴りが顔面にヒットする。
「クス クス」
そんな様子をみてアリスが笑っていた。
・・・他愛ない話をした後に僕はふと気になることを思い出した。
「そういえば、僕のほかに罰則者っているか知ってる?」
「・・・?」
二人は顔を合わせて何言ってるのだろうと言う顔をする。するとすぐにルビィが少し悪い顔になり話を始めた。
「先輩に聞いたはなしなんだけどね・・・」
ゴクリ。
「昔、独房で息絶えた生徒がいるんだって。その生徒は体は弱いけど正義感が強くてある先生に嫌われていたそうなの。そして、ある授業で小さなミスをしてしまったんだけど悪いことにその授業担当は嫌ってた先生だったんだって。」
・・・・・。
ルビィの話は続く。
「そして、その生徒は監禁部屋に閉じ込められたらしいんだけど、体が弱いのもあってか独房の中で息絶えてしまった。でもね、この話は続きがあって。教えてくれた先輩がさ見たんだって。」
わかっているが僕は聞いてしまう。
「なっ 何を?」
「1年前の4月のちょうどこのころ、罰則者がいるはずのないこの時期にたまたまこの監禁部屋の出入口を通りかかったら・・・。」
「通りかかったら?」
「すごいスタイルも良さそうで背もそこそこあって美人そうなのに右目に眼帯をしてて罰則者しか着ない独房服をきた女性がその出入口からでてきたんだって。」
・・・・・。
僕は体から魂が抜けて行くような感覚を感じた。