魔王と女神のシンフォニア
「だから、だからお願いします!サタン様!お力を貸しては頂きませんか?」

彼女は必死になって頭をさげてくる。

「いやぁ・・あのぅ」
僕もここまで必死に頼まれては断るのは難しい。
ふと、朝からなにも食べてないことを思い出す。

「あのぅ・・昼食食べにいきませんか?」
「はっ・・はぁ。サタン様がそう言われるのでしたら」
少し拍子抜けした顔で同意される。 
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