魔王と女神のシンフォニア
嬉しいことは嬉しいのだが、今日は疲れた。
ガチャ。
「歩さん、お風呂空きましたよ。」
「あぁ、うん。」
今日は、速くお風呂に入って寝てしまおう。そう思いながら浴室に向かった。
ふと風呂に浸かりながら思う。このアリスと同室と言うのもよく考えればどうせ・・・やっ 止めておこう。
のぼせそうになったので風呂を出て服を来て浴室から出る。
浴室から出るとアリスは机にむかっていた。勤勉だなぁと思いながら少し後ろから覗いてみる。
?どうやら日記のようだ。今日は・・・フェリスさんが・・歩さんに・・。
そこで気配に気付いたのかアリスがこっちを見て、
「みっ 見ました!?」
「いや!見てないよ!」
少ししか見えなかったし、見てないことにした。
アリスは、ほっとしたように日記を閉じて自分のベッドに腰かけた。
僕も自分のベッドに腰かける。
ふとアリスが声をかけてきた。
「あっ! そういえば楽しみですね!林間学校!」
にこにこしながらアリスは言う。
「・・・?林間学校?」
停学で監禁部屋にいたからか全く学校行事の情報が入って来なかった。
アリスもそれを悟ったのか、
「3日後にクラスごとに違う林間学校に赴くらしいですよ。クラス内の友好を深めるためらしいです。」
「へぇ・・・林間学校か~。」
純粋に楽しみである。
そんな時、
コンコン!コンコンコンコン!
激しく部屋のドアがノックされる。
「助けて。歩!」
涙目になったフェリスが部屋に入ってくる。
「ごるぁあ!眼鏡女!」
何故かバスタオル一枚のルビィがフェリスの後に入ってきた。
「ルビィ何て格好してんの!?」
驚くアリスをよそに、
「よくも・・よくもお風呂に冷水入れてくれたわね!」
「女神には冷水で十分です。」
「こっ・・このやろう!くらえっ!」
ルビィはフェリスにむかって飛びげりをする。
フェリスはしゃがんでよける。
なんとしゃがんだ先には僕の顔が・・・。
「ひでぶ!」
顔面にルビィの蹴りがめり込む。
「歩さん!」
「歩!」
ルビィだけは、
「あちゃ~」
と頭をかいている。
僕はこのまま意識が朝まで戻ることはなかった。
ガチャ。
「歩さん、お風呂空きましたよ。」
「あぁ、うん。」
今日は、速くお風呂に入って寝てしまおう。そう思いながら浴室に向かった。
ふと風呂に浸かりながら思う。このアリスと同室と言うのもよく考えればどうせ・・・やっ 止めておこう。
のぼせそうになったので風呂を出て服を来て浴室から出る。
浴室から出るとアリスは机にむかっていた。勤勉だなぁと思いながら少し後ろから覗いてみる。
?どうやら日記のようだ。今日は・・・フェリスさんが・・歩さんに・・。
そこで気配に気付いたのかアリスがこっちを見て、
「みっ 見ました!?」
「いや!見てないよ!」
少ししか見えなかったし、見てないことにした。
アリスは、ほっとしたように日記を閉じて自分のベッドに腰かけた。
僕も自分のベッドに腰かける。
ふとアリスが声をかけてきた。
「あっ! そういえば楽しみですね!林間学校!」
にこにこしながらアリスは言う。
「・・・?林間学校?」
停学で監禁部屋にいたからか全く学校行事の情報が入って来なかった。
アリスもそれを悟ったのか、
「3日後にクラスごとに違う林間学校に赴くらしいですよ。クラス内の友好を深めるためらしいです。」
「へぇ・・・林間学校か~。」
純粋に楽しみである。
そんな時、
コンコン!コンコンコンコン!
激しく部屋のドアがノックされる。
「助けて。歩!」
涙目になったフェリスが部屋に入ってくる。
「ごるぁあ!眼鏡女!」
何故かバスタオル一枚のルビィがフェリスの後に入ってきた。
「ルビィ何て格好してんの!?」
驚くアリスをよそに、
「よくも・・よくもお風呂に冷水入れてくれたわね!」
「女神には冷水で十分です。」
「こっ・・このやろう!くらえっ!」
ルビィはフェリスにむかって飛びげりをする。
フェリスはしゃがんでよける。
なんとしゃがんだ先には僕の顔が・・・。
「ひでぶ!」
顔面にルビィの蹴りがめり込む。
「歩さん!」
「歩!」
ルビィだけは、
「あちゃ~」
と頭をかいている。
僕はこのまま意識が朝まで戻ることはなかった。