誘惑のクラン(血族)
この娘が太っているとは言わないが、はちきれそうなこの胸の膨らみは性をそそる。


催眠を解くとするか。


この娘が自分の下で乱れる姿が見たい。


血を吸いつくすのはその後だ。


彰は璃子の目の前で指をぱちんと鳴らした。


一瞬、大きく目を見開いた璃子は、目の前の男に再び叫ぶ。


「キャ―――ッ!」


彰から離れようと、後ずさる。


「そうこなくてはな」


彰は手を伸ばし、暴れる璃子の腕をいとも簡単に掴まえた。


その時、初めて璃子は自分のブラウスが無くなっていることに気づいた。


いつの間にっ!?


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