誘惑のクラン(血族)
されるがままの璃子の口腔を堪能しながら、優真の指先は頂に触れていく。


その時だった。


璃子の瞼がパチリと開いた。


「んんんん――――!」


璃子は自分の身に起こっていることが信じられなかった。


優真さんにキスされている。


痛いほどに張り詰めた頂を捏ねるように指で動かされ――。


私!?


身体が狂わんばかりに刺激されながらも、脳裏に恐怖の記憶が甦る。


「っ! いや――っ!」 


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