キミがいれば
顧問は認めがたい、こいつ。
「なんだ?」
「バスケ部の事なんすけど」
顧問はハゲ散らかしたおっさん。
でも一応、先生。
ちなみに桜井って名前。
ただ今、奥さんと別居中らしい。
まぁ、こんだけハゲてんだから、しゃーないか。
「宮野?」
「…あっはい」
「で、なんだ?」
すっかり見とれてたよ。
キミの素晴らしいハゲ山に。
「あの、バスケ部にマネージャが欲しいなと…」
「マネージャーか…」
「ダメっすか?」
「…いいんじゃないか?別に」
だろうな。
桜井がダメって言うわけないもんな。
こいつはバスケ部の事はまんざら興味なし。
今は奥さんの事で精一杯なんだろう。
なんだか桜井が可愛そうに見えてきた。
「なんだ?」
「バスケ部の事なんすけど」
顧問はハゲ散らかしたおっさん。
でも一応、先生。
ちなみに桜井って名前。
ただ今、奥さんと別居中らしい。
まぁ、こんだけハゲてんだから、しゃーないか。
「宮野?」
「…あっはい」
「で、なんだ?」
すっかり見とれてたよ。
キミの素晴らしいハゲ山に。
「あの、バスケ部にマネージャが欲しいなと…」
「マネージャーか…」
「ダメっすか?」
「…いいんじゃないか?別に」
だろうな。
桜井がダメって言うわけないもんな。
こいつはバスケ部の事はまんざら興味なし。
今は奥さんの事で精一杯なんだろう。
なんだか桜井が可愛そうに見えてきた。