Your Voice -同じ青空の下で-
「ほら、行くよ♪」
遥くんに引っ張られ、私は高級ロングカーにしぶしぶ乗った。
車に揺られ、うとうとしてきたところで、
「着いたぞ」
「ほえ?もう着いたの?」
目をパチクリして、私は車から降りた。
「ほな、また明日ー」
「じゃあね、楓香」
なんか、まだ一緒にしゃべっていたいな…。ま、明日また学校で会えるしね♪
「バイバイ。また明日学校で」
そして、愁達はまたあの高級ロングカーに乗って帰っていった。