Your Voice -同じ青空の下で-
そこには、1台のトラックが突っ込んでこようとしていた。
大声をあげたいのに声が出ない。
走って恭を守りたいのに足が動かない。
恭は私の方を向いて、今までに見たこともない笑顔を浮かべていた。
気が付くと、目の前には、血を流した恭が倒れていた。
だんだんと遠のく意識の中私は精一杯叫んだ。
「ウソでしょ…!?恭?恭ぉぉぉぉぉぉぉぉおっっ!!!」
そこで私は意識を手放した。
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