Your Voice -同じ青空の下で-
目が点になる私に、陽が冷たいタオルを差し出してきた。
「目腫れてるさかい、これで冷やせ!ぶさいくがもっとぶさいくになるで」
「ありがと…、って最後の一言余計じゃない!?確かにブスだけど、アンタに言われるとムカつくんだけど!」
「おいおい、お前ら喧嘩してんじゃねぇよ」
「二人とも落ち着けって」
丁度いい所に廉と悠さんが止めに入ってくれた。危うく殴り合いになるとこだった。