桜舞い散る夢綴り

「次、そんな事言ってみろその時は全力でテメェらを潰すからな。」


俺はまたかなりの殺気を出してそこにいた奴らを黙らせる。

苦しがっているがそんな事お構いなしだ。


「ときに入隊は出来んの、出来ないの?あれだけ実力を見せて、なおかつ殺気だけであんたらを黙らせる事が出来てんのにまた、餓鬼だの実力不足だの言えば即殺すぞ。」

殺気を緩めて、話せるようにしてやる。


「テメェは何者だ。」


土方が聞いてきたが、俺はその質問にはこう答えた。


「となりにいる沖田総司 に無理やり入隊試験を受けらされた、ただの剣術が出来る一般人ですが?」


簡単にしかも簡潔にまとめた今の俺の状態。

そんなんじゃ無いだろと言いたげな顔をしている土方は面白く、何より。

「初対面で俺の事を馬鹿にしたあげく、実力を目の当たりにしても認めずに餓鬼扱いした人に真面目に答えるわけねーだろ阿呆。」


最後に土方を貶して口を閉じる。

その後、すぐ上の方から少なからず気配と殺気が強くなっていた。


監視させんならもっと冷静に判断出来る奴にしろよ。






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