桜舞い散る夢綴り
一章
出会い
…………気持ち悪い。
バンッ
ドシャッ
今日も人を殺していく。
「あっけなさすぎ。
もう少し足掻けばいいのに。」
私は死体を見てそう呟く。
さて、逃げなきゃ。
追っ手が来てしまうし、何より、相手にしたくない上に面倒なのだ。
私はすぐさまその場を離れるため、五階の窓から飛び降りた。
だが、私はすぐさま五階から飛び降りた事を後悔する事になるのだった。