桜舞い散る夢綴り
神社から町に移動したが、すべてが木造の建築物でありせいぜい高くても二階建ての建物だけで、いつも見ているビルなどの建物はなかった。



何処なんだ? ここは?


そこら辺にいる人によると、ここは京らしい。




……………京?


信じたくは無いが………。


「つかぬことをお聞きしますが、今は何年でしょうか?」


そう聞くと、信じられない言葉が返ってきた。




「今は文久三年の十月ですよ?」








マジかよ………。
タイムスリップしたってことか。




私はその人にお礼をしてとりあえず、歩くことにした。






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