桜舞い散る夢綴り
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―――
あの浪士達を連れて、俺は新選組屯所前にいた。
……………どうしてこうなった。
「さあっ!着きましたよ!!あなたは私と一緒に、平隊士の皆さんは先ほどの不逞浪士達を蔵に連れて行ってくださいね?」
その人はそう言うと、俺を引きずって屯所内に入って行った。
あの後、浪士達を引き渡したのはいいけど、何故かこの人が腕を掴んだまま、「一緒に来て下さい!!」何とか行ってここまで連行されました。
いい加減引きずるのやめてほしいんだけど、腕が痛いよ。
そんな事を思っていると、
「そう言えば!
名前聞いていなかったです。私は沖田総司です!あなたは?」
「あ、ご丁寧にどうも。風宮 優希(カザミヤ ユウキ)です。」
お互いに自己紹介をする。
………………って!?
「沖田さん?俺達は何処に向かってるんですか?というか何で俺連れてこられたんですか!」
「これから行くのは鬼の部屋に逝くんですよ〜。」
……鬼? ってか行くって字違う!
と思っていると、沖田さんはある部屋の前で立ち止まって
スパーーーーーンッッ
「土方さん!!入隊希望者を連れてきましたよっ!!」
ちょっと!声かけてから入りましょうよ!?
…………え?
「入隊希望者ってどこにいるんですか?」
「ここにいるじゃないですか!」
と、俺を指差し笑顔で行って来る沖田さん。
「いや、なりませんから。」
俺は断る。
「入りましょうよ。」
粘る沖田さん。
「入りません。」
「入りますよね?」
「入りま「入りますよね?」」
「…………入ります。」
沖田さん。笑顔ではあるんですけど、黒いです。果てしなく黒いです。
「お前ら。いい加減にしろおおぉぉぉぉぉ!!!!」
鬼の雷と拳骨が落ちました。
「何で俺まで?!」
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あの浪士達を連れて、俺は新選組屯所前にいた。
……………どうしてこうなった。
「さあっ!着きましたよ!!あなたは私と一緒に、平隊士の皆さんは先ほどの不逞浪士達を蔵に連れて行ってくださいね?」
その人はそう言うと、俺を引きずって屯所内に入って行った。
あの後、浪士達を引き渡したのはいいけど、何故かこの人が腕を掴んだまま、「一緒に来て下さい!!」何とか行ってここまで連行されました。
いい加減引きずるのやめてほしいんだけど、腕が痛いよ。
そんな事を思っていると、
「そう言えば!
名前聞いていなかったです。私は沖田総司です!あなたは?」
「あ、ご丁寧にどうも。風宮 優希(カザミヤ ユウキ)です。」
お互いに自己紹介をする。
………………って!?
「沖田さん?俺達は何処に向かってるんですか?というか何で俺連れてこられたんですか!」
「これから行くのは鬼の部屋に逝くんですよ〜。」
……鬼? ってか行くって字違う!
と思っていると、沖田さんはある部屋の前で立ち止まって
スパーーーーーンッッ
「土方さん!!入隊希望者を連れてきましたよっ!!」
ちょっと!声かけてから入りましょうよ!?
…………え?
「入隊希望者ってどこにいるんですか?」
「ここにいるじゃないですか!」
と、俺を指差し笑顔で行って来る沖田さん。
「いや、なりませんから。」
俺は断る。
「入りましょうよ。」
粘る沖田さん。
「入りません。」
「入りますよね?」
「入りま「入りますよね?」」
「…………入ります。」
沖田さん。笑顔ではあるんですけど、黒いです。果てしなく黒いです。
「お前ら。いい加減にしろおおぉぉぉぉぉ!!!!」
鬼の雷と拳骨が落ちました。
「何で俺まで?!」