sleepy princess and arouse prince
走ってやっと着いた場所。
そこはお城だ。
高い窓から妙な笑い声が聞こえてくる。
あれは王妃様の声だ。
近くにあった螺旋の階段を駆け上がった。
「鏡よ、鏡よぉ、鏡さん。世界で一番美しーいのは誰だぁい?」
「それは王妃様です」
大きな扉を再び覗いた。
鏡は王妃と答えていた。
やはり白雪姫は‥
ぐっと震える右手を握った。
だが、こつん、こつん、と後ろから足音が響いた。
ザッと剣を構える。
「エルフ‥?」
影から現れたのは、耳が尖っており黒いベストに赤いネクタイ。
金髪の長い髪と水色の瞳が印象的の若い男。
慣れない剣をひとふり、エルフの顔に突きつけた。
無論、俺の首元には銃が。
「刃を下ろせ。」
ぐっと首に食い込む銃の先。
どうもこいつ、戦い慣れている。
俺は剣を下ろさず終えなかった。
「お前、王族の奴じゃねーな?」
銃が段々、胸部に下がっていく。
王族じゃなかったら殺すつもりじゃねえか。
一か八か、俺は銃の先を握り絞めた。
「こう見えて一般人なんでね」
銃を持つ右手を思いっきり蹴り、その場から走り去った。
そこはお城だ。
高い窓から妙な笑い声が聞こえてくる。
あれは王妃様の声だ。
近くにあった螺旋の階段を駆け上がった。
「鏡よ、鏡よぉ、鏡さん。世界で一番美しーいのは誰だぁい?」
「それは王妃様です」
大きな扉を再び覗いた。
鏡は王妃と答えていた。
やはり白雪姫は‥
ぐっと震える右手を握った。
だが、こつん、こつん、と後ろから足音が響いた。
ザッと剣を構える。
「エルフ‥?」
影から現れたのは、耳が尖っており黒いベストに赤いネクタイ。
金髪の長い髪と水色の瞳が印象的の若い男。
慣れない剣をひとふり、エルフの顔に突きつけた。
無論、俺の首元には銃が。
「刃を下ろせ。」
ぐっと首に食い込む銃の先。
どうもこいつ、戦い慣れている。
俺は剣を下ろさず終えなかった。
「お前、王族の奴じゃねーな?」
銃が段々、胸部に下がっていく。
王族じゃなかったら殺すつもりじゃねえか。
一か八か、俺は銃の先を握り絞めた。
「こう見えて一般人なんでね」
銃を持つ右手を思いっきり蹴り、その場から走り去った。