sleepy princess and arouse prince

「有り得ますよ‥。」

呆れながらカイトは答え、ぶつぶつと英語を呪文のように唱え始めた。

俺はエルビスと顔を見合わせ、もう一度有り得ないと呟いた。
勿論、エルビスも同じだ。
すると、緑色の光が増し体を包み込んだ。
目の前は白くなり、視界が塞がった。

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