sleepy princess and arouse prince
辿り着いた天使の羽根
今、気付いたのだが、この物語は本の通りに行っているのか?
間違いなく外れている。
こんなに奥深い白雪姫なんて聞いたことない。
俺達はカイトの魔術によってある街に着いた。
気付いたのは病室。
そこには医者が居て、白雪と俺は診てもらい今は病室で安静している。
この為だけに来たのか気になるものだ。
俺らを残した二人がまぁ仲悪く戻ってきた。
「もうてめぇの話なんか乗らない!」
「ハァ‥人聞きが悪いですね。」
エルビスは両腕を組み、隣にいるカイトに怒っていた。
確かにあの時、エルビスは彼の話に乗った。
別に不利なことはなかったのだが。
カイトは全く相手にしないままソファーに倒れ込んだ。
「カイト、大丈夫?」
「えぇ。心配してくれて有難う御座います。」
心配した俺はベッドの中から声を掛けた。
けど、返事からは全く平気ではなさそうだ。
ただ魔導師にも魔術を使う度、疲労が溜まることだけは分かった。
連続で魔術を使ったせいだろう。
すると、エルビスが腰にぶら下がる白梅を机の上に置いた。
その隣には俺のもあった。
「ところで白雪は?」
間違いなく外れている。
こんなに奥深い白雪姫なんて聞いたことない。
俺達はカイトの魔術によってある街に着いた。
気付いたのは病室。
そこには医者が居て、白雪と俺は診てもらい今は病室で安静している。
この為だけに来たのか気になるものだ。
俺らを残した二人がまぁ仲悪く戻ってきた。
「もうてめぇの話なんか乗らない!」
「ハァ‥人聞きが悪いですね。」
エルビスは両腕を組み、隣にいるカイトに怒っていた。
確かにあの時、エルビスは彼の話に乗った。
別に不利なことはなかったのだが。
カイトは全く相手にしないままソファーに倒れ込んだ。
「カイト、大丈夫?」
「えぇ。心配してくれて有難う御座います。」
心配した俺はベッドの中から声を掛けた。
けど、返事からは全く平気ではなさそうだ。
ただ魔導師にも魔術を使う度、疲労が溜まることだけは分かった。
連続で魔術を使ったせいだろう。
すると、エルビスが腰にぶら下がる白梅を机の上に置いた。
その隣には俺のもあった。
「ところで白雪は?」