sleepy princess and arouse prince
すると、大きく深呼吸をしてふっ、と息を吐く。
さっきと同じような風が起き始めたのだ。
予想が外れた。どうすれば‥
軽症のエルビスを呼び寄せた。
「本当に大丈夫なんだな?」
「疑うな。ラサレナの風を当たりたいのか?」
と、少し否定があったがエルビスは従ってくれた。
ラサレナを挟むように移動し、両サイドから突き刺す。
「痛い‥よ?けどまだ死ねない、必ず手に入れる…」
そう呟いてラサレナに風が吹いて散っていった。
不死身ならどうせ生きているだろう。
とりあえず白梅を鞘に収め、アルルシスを立たせた。
「大丈夫か?」
「‥ラサレナは私の元婚約者だった。」
「え…?」
いきなり言い出すものだから驚くしかない。
エルビスがそれを聞くと白梅を地面に落とした。
余程、ショックだったのだろう。
ってか、お前は白雪の婚約者だぞ。
アルルシスは気にしないまま話を続けた。
「ラサレナはとても優しくて、何より信頼していた。」
「アルル‥!」
アルルシスの発言を塞ぐように白雪が彼女を呼んだ。
カイトから離れ、彼女に近付いた。
何をするかと思ったか、白雪は勢い良く彼女の頬を叩いた。
さっきと同じような風が起き始めたのだ。
予想が外れた。どうすれば‥
軽症のエルビスを呼び寄せた。
「本当に大丈夫なんだな?」
「疑うな。ラサレナの風を当たりたいのか?」
と、少し否定があったがエルビスは従ってくれた。
ラサレナを挟むように移動し、両サイドから突き刺す。
「痛い‥よ?けどまだ死ねない、必ず手に入れる…」
そう呟いてラサレナに風が吹いて散っていった。
不死身ならどうせ生きているだろう。
とりあえず白梅を鞘に収め、アルルシスを立たせた。
「大丈夫か?」
「‥ラサレナは私の元婚約者だった。」
「え…?」
いきなり言い出すものだから驚くしかない。
エルビスがそれを聞くと白梅を地面に落とした。
余程、ショックだったのだろう。
ってか、お前は白雪の婚約者だぞ。
アルルシスは気にしないまま話を続けた。
「ラサレナはとても優しくて、何より信頼していた。」
「アルル‥!」
アルルシスの発言を塞ぐように白雪が彼女を呼んだ。
カイトから離れ、彼女に近付いた。
何をするかと思ったか、白雪は勢い良く彼女の頬を叩いた。