sleepy princess and arouse prince
白雪姫の後を気づかれずに追った。
やはり何度見ても輝かしく、目を奪われる美しさ。
日本人なのか?いや、違う。
柚樹から借りた本には、国籍なんて書いてなかった。
ぼーっとあらゆることを考えていたら、いつしか彼女を見失った。
辺りを見渡すと、一部だけ森と雰囲気の違う小屋を見つけた。
その近くで、彼女は倒れていた。
「白雪姫!」
中から40cmの子人が顔を出す。
その子人は七人も居た。
白雪姫は気を失っている状態。
子人たちによって、小屋の中へ運ばれていった。