sleepy princess and arouse prince
こうして取り残された俺は、どうすることもなかった。
行く宛もない、今後どうするか考えた。
茂みから顔を出して、白雪姫が倒れてた場所へ踏みよる。
ふと、視線を下にやると子人たちの足跡が残っているではないか。
俺はその足跡を辿ることにした。
気付けば、小屋の裏口。
普通の人が通れる大きさだ。
ここまで来たんだ。
スーッとノックをしようとした。
「貴方はだあれ?」