【BL】それは磁石のように…


「はぁ?何でいきなり……」


和希が体を起こしたから、俺は顔を背けるように背中を向けた。



「だってそうじゃん!普通、好きな人には興味持つだろ!?少なくとも俺は持ってるよ!今まで和希の誕生日とか忘れたことねーもん。」



もうこうなったら、とことん拗ねてやる。



「………あー…ったく」



後ろで和希がベッドから立ち上がる音がした。




< 5 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop