恋涙~恋には涙が付き物~
第0章 プロローグ
本当は誰よりも君が好きだった。大好きだったの──。


だけどね?
恋には涙が付き物だから、傷付くくらいなら今の関係のままで良かった───。



だって何となく分かってたから。

あなたの眼中に私なんて写って無いって事。


だからいつも自分に嘘付いてた。

私はあなたの事をこれっぽっちも愛してないって。


本当は胸が張り裂けそうなくらい、あなたの事を愛してたのに。



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