好きだと言えなくて

付き合いだしてからも、それまでと特に変わりはなく・・・
春乃の気持ちもわからないままでいた。

春乃は俺のこと好きでいてくれてるんだろうか・・・

そんな不安な気持ちのまま毎日を過ごしていた俺は、春乃の気持ちが知りたくて、俺に言い寄ってきていた同じクラスの黒川と、放課後デートをした。
春乃が友達と街に行くのがわかっていて、わざと見せつけるように・・・

なのに・・・なのに春乃は・・・
何も言わなかったんだ・・・

なんでだよ!なんか言えよ!


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