好きだと言えなくて

「春乃・・・好きだ・・・」

そう言って春乃を抱きしめる俺。
そして春乃の小さな唇に、俺の唇を重ねる・・・

「・・・・・・//」

真っ赤な顔の春乃がかわいくて、何度もキスを落とした。

「春乃、俺のこと好きか?」

「・・・うん・・・大好き・・・///」

「春乃・・・もう俺のそばから離れるなよ・・・」

その言葉に、春乃は小さな体で俺に抱きつく。

俺・・・春乃がいれば、もう何もいらない・・・
っつうか、これって夢だよな・・・
あぁ・・・夢じゃなきゃいいのに・・・


そんな俺の寝言を、姉貴が聞いていたなんて・・・
俺は当然気づかずに眠っていたんだ。
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