好きだと言えなくて

「う・・・ん・・・」

やべ・・・起きたか・・・?

「おはよ・・・春乃・・・」

そう言った俺に、

「えっ?!あ、あたし寝ちゃってた・・・?」

と言った春乃の顔を見て、癒される俺。

「すごく間抜けな顔して寝てた(笑)」

「え・・・やだ・・・」

ちょっと意地悪を言った俺に、涙目になりながらそう言った春乃。
俺は春乃の頭をポンポンしながら、春乃の耳元でこう言った。

「ウソ。すごくかわいい顔で寝てたよ。」



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