好きだと言えなくて
俊介side
月曜日、登校した俺を待っていたのは、俺にまとわりつく女たち。
「高岸く~ん、もう大丈夫なの~?」
「高岸くんの執事姿見れなくて、ホント残念だったんだから~!」
「まだ調子悪いなら、あたしが看病してあげる~!」
そう言いながら、女たちが俺の腕に絡んできたり、熱がないか確かめようとおでこに手を当てたり・・・
はぁ・・・もう勝手にしてくれ!
そう思って廊下の先を見ると、春乃がこっちを見ていた。
春乃・・・見てたのか?
なんで何も言わない?
いいのか?俺がこんな風に女に囲まれてても・・・
春乃・・・本当に俺のこと好きなのか?