先生とわたしの秘密の授業。



でも、先生が痴漢にあうぞと

って注意したあとだから、


なんか恥ずかしい。



「おまぇはなあ・・・」


ただ今最寄り駅の近くの
カフェで説教中。


周りからの視線が痛い。


やっぱり先生のイケメンだから
なのか店にいる女の人達は、

ほっぺをピンクに染めて
先生を観察している。


「ねぇーあの人超かっこよくない?」

「でもさ、一緒にいるの
彼女だよね。」


「でもさ、女子高生じゃん。
年離れすぎ。」

「子供じゃん。あの人に
釣り合わないよ。」



はいはい。
私は子供ですよーだ。


「桜子?どうした?」


「名前で呼ばないでよ・・」

「なんでだよ?いいじゃん、
学校じゃないし。」


「だってさ・・彼女に
間違われるし。」


「いいじゃん。付き合ってる
ことにしといて。」 


そんなことをさらっという先生。


「だって・・・この前
私のことふったじゃん。」

「それは・・・嫌いとかじゃなくて
好きっていうか・・付き合えない
っていうか、あれ?矛盾してるな俺。」


先生の顔が赤い。


「可愛い~」

「大人をからかうな!」


えへへ・・・





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