正しい殺人事件
後日譚
「…という感じだったのよ。」
言うと、友人Bは、クレープを口に運ぶ。
「で、その後は?」
クレープを移動販売車で買い、近くの公園でおしゃべりしながら食べる。
なんと、JKらしい放課後の過ごし方だろうか!
『らしい、って言ってる辺りがさJKらしさをなくしてると思うよ。』
うるさい、幼なじみ!
お前が何したか聞いてるんだ!
自分から話さないんなら黙ってろ!
『だからさ、僕は奈々ちゃんのために』
うるさい。第一、不公平だ!
なんでお前は、私が起きてるときも意識があるのに
私は、お前の起きてるとき見れないんだ!
「奈々ちゃん、聞くの?聞かないの?」