桜姫
………ざわ…
『あっちの方で騒ぎが起こってる…』
「いってみましょうか」
沖田は肩をすくめながら足をその方向に進め、桜羅も同様足を進めた。
「ーーーーーーー何かいえやクソガキ‼」
1人の怒声が響いた。
そこを見ると、酔っ払いが男を挑発……していた。
「………」
「ほう、俺達を無視するたぁ良い度胸じゃねぇか」
男は腰にさしている刀を抜こうとしていた。
そして、抜刀しながら男に斬りかかった。
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