桜姫




息も落ち着いてきた時、ふいに光が私を照らした。






「何者だっ‼」



『チッ…浪士か……』



「我等は長州の者だ!どいてもらおうか?」


私は、道のど真ん中で止まっていた。





『やだね』



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