桜姫
お披露目
『は?私、女中まですんの?』
土方に、飯作れ。とか言われた…
「ん。女中兼隊士兼総司の小性。」
女中、隊士、小性。
『どんだけ私こきつかわされるんだ。』
「3つ」
『ふざけてんのか土方』
もう、こんな奴呼び捨てにしてやる。
「呼び捨てにすんなぁぁあ‼」
『お前などもう、呼び捨てでいい。』
暴言の吐き合いをしていると、
「もー、さっきから土方さん五月蠅いですよ」
沖田が黒笑みを浮かべながら台所に来た。
「総司、お前もなん「五月蠅いですよ。“土方さん”」
「俺だけかよ?!」
『…うるせぇ。サッサと出てけ。飯イラねぇのか低脳共が。』
等々切れた桜羅に、身の危険を感じた土方と沖田は、自室に戻って行った。