桜姫
わあわぁとうるせぇ野郎共の声がした…
「うおっ!何か今日いい匂いする!」
「……桜羅が作ったから何が入ってるかわかんねぇぞ…」
「え?!桜羅が作ったのか?!」
平助がビックリした見たいに私を見る。
『………作っちゃ悪いのか』
私はムッとして眉を潜める。
「いや…(汗;」
平助は冷や汗流しながら目を逸らした。
「…んじゃぁ、食べ様じゃないか!
いただきます!」
「「「いただきます」」」
近藤さんの異性の良い声に、隊士達も声を発する。