桜姫
『……ま、そのうち話すよ』
と言って、ニコッと微笑むと、全員目を逸らして顔を真っ赤にさせた…
…そんなに私の笑顔ってキモいんだなぁ………
内心ショック受けながら、部屋に戻ろうとすると、平常に戻った土方が止める。
「待て!
お前の紹介をするんだ!」
『先にいえよ馬鹿土方』
「なっ?!」
「あはは‼もぅ、桜羅さん最高‼」
沖田は、爆笑しながら飯をもくもくと食べている。
いや、全員笑いながらも、ご飯めっちゃ食べてる…
ある意味すごいよ。
意味の解らない尊敬をしながらボーッと皆が食べ終わるのを待った。