桜姫
その後も、色々話をしながら団子一本をちまちま食べていた。
そして、何故か沖田の残りを食べるスピードの方が早く、急いで食べた。
「それじゃ、土方さんがあとあと五月蠅くなるので帰りましょうか。」
『そうだな……』
沖田は、会計を済ませて私達は店を出た。
「土方さーーーん♪♪♪♪ただいま戻りましたぁーーー♪♪」
「うるせぇぇぇぇえ‼」
『お前のが何百倍も五月蝿いよ』
すかさず桜羅が突っ込む。
「おまぇら……そこ座れ‼根性叩き直したらぁ‼」
抜刀してソレを振りかざす土方。
「おっとぉ……』
2人は軽がると避けて屯所内に走っていく。
「待てごるぁぁぁああ‼」
……副長が、こんなのでいいのか…….と、桜羅と沖田が思ったのは心の中だけの事にしておこう。