桜姫



「俺も一緒の副長なんだが?」



『フンッ。土方なんぞ敬語使う価値も無いゎ』

鼻で笑って座っている土方を見下ろす。


「お前上等だ、そこ座れぇぇぇ‼」



また狂った土方。



そこに、沖田がニコニコ顔でまじる。

「土方さんになんて敬語誰も使わないですよ♪」




『お前一応使ってるじゃねぇか』


「え?あぁ、いつもはこんなんじゃないですけどね。一応上司なんですから。」




『…珍しくまともな事言うな。』



「珍しくは余計ですよ。」



沖田が黒いオーラを纏ったのを見て、サッサと善をおいて部屋の隅……というか、沖田の斜め後ろに座る。




何故か、1番落ち着くのが沖田の近くなんだ。




可笑しいなぁ…




「いただきます」



「「「いただきます!」」」




可愛らしく返事するごつい面の集団見てると面白いぞ。





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