檸檬の変革
冷たい肌
冬の季節がまた巡ってきた。

君は何時も私の手を温めてくれた。

でも、ゴメンね。

私の手は君の手の温もりさえ冷たくしてしまう。

君はそれでも構わないと言ってくれた。

嬉しかった。

君の手の温もりは君の心そのものだった。

私の冷たさが君の温かさを奪ってしまっていると怯えた事もあった。


君はそんな私を少し怒った声で窘めた。

でも、瞳は何時も優しく私を見つめてくれた。



ありがとう





ありがとう


君は私のたった1つの誇りです。
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