檸檬の変革
その日から僕は君から目が放せなくなったんだ。

君の噂話に耳を傾け君の事をもっともっと知りたくなったんだ。

そして僕は決心して君に告白をした。


『好きです。』


君は赤くなった顔をして俯いている僕を淋しそうなでも、懐かしそうな眼差しで言ったんだ。

『答えは直ぐには出来ないけれど、今度一緒にお茶でもしない?』

僕は嬉しくて『うん!』と返事をして走り出した。


君が僕の後ろ姿を切なそうに眺めていた事何て知らずに………

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