檸檬の変革
火野のジープで駅まで送って貰い２人は切符を買って帰りのホームの椅子に座って列車が来るのを待っていた。


段々日常の生活に戻って行く感じ。
でも、もう今までの自分じゃない、新しい自分。新しい日常。


美夏が携帯を眺めながら嬉しそうに美空に言った。

『あたし火野さん好き。今までの恋愛とは違うのが分かる。』


美空は答えた。
『美夏の顔を見れば分かるよ。火野さん良い人だし、きっと上手くいくと思う。』


美夏は美空の目を見て言った。
『美空綺麗だよ。今スッゴく良い顔してる！』


美空は照れだが真っ直ぐ美香を見て言った。

『ありがとう。あたしもあたしの中で何かが吹っ切れた気がする。あたし美香とここに来て良かった。あたしもう大丈夫。前のあたしじゃないから。美夏本当にありがとう。』


２人は顔を見合わせてニンマリ笑った。


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