檸檬の変革
『彩華。僕はもう心の時間を動かすよ。大丈夫。僕は君と同じくらい家族を愛するよ。それが君の願いだから。知ってるかい?愛は無限に溢れるんだよ。君が僕を愛した様に家族を愛し、そして、生きるよ。彩華。僕は君と過ごした時間を君が大切にしている位同じ様に大切だし、後悔はしていないよ。』


僕は立ち上がり『また会う日まで、またな。』
と言って振り返らず真っ直ぐ家族が待つ家に帰った。


















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