檸檬の変革
少女が私にさよならと言い、帰って行く後ろ姿を見て、決めました。
少女の様な病の役に立ちたい。
ドナーになろうと………。
私の決心した顔を私のパートナーが写した画像が前回載せた画像でした。

彼は私とは違い人物を写すカメラマンでした。
私達は何時も2人で沢山のモノを見つめ、写真に写し、世界中を旅してきました。

私の決意に彼も賛同し、一緒にドナー登録をしました。


その直後、彼は不慮の事故にあい還らぬ人になりました。

彼は希望通り誰かの命を繋ぎ、誰かの中で生きてゆくでしょう。


彼が写した最後の写真です。

このブログは今日をもって閉鎖致します。
読んで頂いた方々に感謝致します。
ありがとう御座いました。


夢魔




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